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徒然なるままに約1000文字…金融兵士→見習いコンサルの金融系戯言録

富裕層取引に見るメガバンクの本気~法人からリテールへ~

こんばんは

 

blogを開始してから時間がかなり経過してしまい申し訳ありませんが、今回はこちらの記事について解説いたします。

 

zuuonline.com

 

zuuonlineさんから一部抜粋します。

  

MUFGは年度内にも、グループ傘下の銀行、信託、証券各部門のエース級社員50-100人を徴用して、新しい組織やブランドを創設する。報道によると、みずほFGや三井住友FGも同様の体制強化を進めており、金融業ビッグスリーによる超富裕層の顧客獲得を狙うビジネスが過熱しそうだという。

 

 

 

なぜリテールに力を入れてなかったのか?

 

そもそもなんでリテール営業に注力してこなかったかというと以下のような特性があるからと考えます。

 

・リテールの営業は手間の割には規模が小さいので後回し

いくらメガバンクとは言え、投下できる労働力は限られています。であれば、1件当たりの金額が大きく、意思決定に感情等の要素が入りづらい、大企業向けのファイナンスに注力するのは必然です。

 

・HD傘下に信託、証券がありながら、セクショナリズムが連携を妨げる

今はだいぶ薄れてきたとは言え、旧行や学閥等どこの出身か?ということをなぜか重視するような考え方がありますので、HD内でも自前主義です。連携どころかパイを奪い合う状況すらあります

 

・出世が早いのは個人より法人の為、法人至上主義

上記で説明した通り、収益の柱は法人部門であり、出世のスピードも法人部門が早い傾向になります。リテールで優秀な人間がいたとしても収益の絶対額が違うため、どうしても法人担当の方が評価が高くなる傾向があります。

 

やむを得ない方向転換

 

リテールの推進に前向きではなかったメガバンクが、このような施策を打ったのは、銀行の収益力の落ち込みが一層激しくなっているからだろうと考えます。

 

彼らが参入してくることによって、りそなや地銀といったリテール層の営業に注力していた金融機関は、より一層厳しい立場になることが予想されます。

 

メガバンク以外の金融機関がリテール分野で生き残っていくためには、APIの積極的な開放等を通じた富裕層向けサービスとの協業なのではないでしょうか? 

 

既存の富裕層も大事ですが、これからのデジタルネイティブ層に対して、非対面で完結する富裕層向けサービスの実装等はニーズが出てくるのではないかと考えます。

 

本日はここまで。