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徒然なるままに約1000文字…金融兵士→見習いコンサルの金融系戯言録

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GMO銀行ってどうなの?~進展するIT企業の金融業界進出~

こんにちは

 

本日はこの話題。

あおぞら信託銀行とGMOインターネットの提携についてです。

www.gmo.jp

 

 

 

ニュースリリースの概要

 

記事の内容は、「あおぞら信託銀行」において新たにインターネット銀行事業を開始する旨について紹介しています。

以下、公表されているリリース文より引用します。 

「銀行×ITの“シンプル&高機能”なサービスでお客様に新しい体験と利便性を」

  • EC事業者を含む中小企業・小規模事業者のお客様に、生産性向上につながる銀行サービスを低価格で提供
  • 個人のお客様にITを駆使したスマートな次世代型機能とGMOクリック証券株式会社と連携した魅力ある銀証連携サービスを提供
  • GMOインターネットグループ、あおぞらグループと連携するだけでなく、外部のFinTech企業とも連携して、ユニークなサービスをスピーディーに展開
  • 低価格のサービス提供を実現するために、システムはインターネットサービスの先端技術を活用し、圧倒的なコスト低減を志向

 

狙うはリテール部門

今回の提携の大きな狙いはリテール部門の強化にあると筆者は考えます。

海外や大企業に対する金融サービスはメガバンクの主戦場であるため、今から新規参入は困難な状況です。

一方のリテール分野はリテール重視を掲げているりそなHDや各地銀がやや停滞気味であるため、シェアを伸ばす余地が十分あるものと考えられます。

また、信託銀行業界自体、古くから対面型のチャネルを重視している為、まだデジタル化が進展していない点も追い風になっていると推測されます。

あおぞら銀行はペイメントに強みを持つGMOと連携することで、他の信託銀行に先駆け、いち早くIT化を進めることによって先行者利益を得たいと考えたのではないでしょうか。


日本企業の99%は中小企業であるため、市場としては十分スケールする可能性を持っています。

 

金融機関はIT企業と連携を進めるべき

 

これからの商業銀行は社外リソースの活用に活路があると筆者は考えます。

 

銀行は過去より減点主義のため、リスクを取ってビジネスを起こす文化が醸成されていません。したがって、イノベーションを強烈に押し進める為には、今回のあおぞら×GMOの協業のような外部からの知見を取り入れることが必要不可欠です。

 

文中で引用したGMOあおぞらのコンセプトに「FinTech企業との連携」について言及されています。銀行は顧客視点に立ちながら、ニーズに応えていくために、外部リソース活用もいとわない謙虚な姿勢を示すことが、今後の生き残りのカギではないでしょうか?

 

加えて、他の巨大ITプラットフォーマーが銀行業務に進出するといわれている中で、その前にある程度の優位性を確保する動きとも取れます。

他行がどのように動いていくか動向が気になるところです。

 

 

本日はこれまで。

 

以前書いた記事を貼っておきますので、よろしければご覧ください。

 

 

urawanotami.com

 

 

 

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