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徒然なるままに約1000文字…金融兵士→見習いコンサルの金融系戯言録

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何かを得るためには同等の代価が必要になる〜マネーフォワードの相談窓口〜

 「笑顔がしつこい営業マン笑顔がしつこい営業マン」[モデル:Max_Ezaki]のフリー写真素材を拡大

 

こんにちは。

 

 

鋼の『連勤』術師です

 

 

今日はこちらのニュースの件。

 

www.sankeibiz.jp

 

一部引用します。

 

ITを活用した金融サービス関連企業のマネーフォワードは、インターネット上のサービスとリアル店舗の融合に乗り出した。直接対面した上で相談を受けたいというアプリ利用者からの要望に加え、ネットの未利用者を掘り起こし、相互に送客することで顧客増を図る。

 

 

 

1.相談サービスの有料化の流れ

 

今までの相談窓口と違うのは、『有料の相談サービス』という点です。

 

“未来のおかね”を学べるお店『mirai talk』"

  • ライフプラン診断
     16,200円 (税込) / 1回 (90分間)
  • パーソナルトレーニング
     入会金32,400円 (税込)

        コース料金129,600円 (税込)

  

これを見ると結構いい値段です。

 

お金を貯めるアドバイスをもらう為にお金を払うという一見矛盾しているようなサービスに感じる方も多いのではないかと思います。

 

 

2.今まで日本のサービス料は安すぎた

 

ですが、本来はサービスの対価に対して代価を払うのは当たり前ですよね。

(某漫画っぽく言えば、『等価交換の原則』)

 

日本は『サービス残業』という言葉に代表されるように『サービス=無償で享受できるもの』という概念が文化的に根強いです。

サービス業の生産性向上が課題といわれて久しいですが、業界として相応の対価をもらえていないことが根本にあると思います。

 

 3.銀行の相談業務の裏に潜むもの

 

銀行についてもサービス業化が進んでいますが、基本的に相談は無料で受けられるケースがほとんどです。相談できる内容も、運用、ローン、相続と多岐に渡ります。

 

ただし、相談料として手数料を取らないため、諸々の手数料を高く設定しなければ、採算が取れません。

『複利の効果は絶大です』と口では言っておきながら、販売手数料や信託報酬が高い商品を売りつけるという矛盾が営業現場ではよく発生していると思います。

 

それもこれも相談サービスを無料で受けているが故のことだと筆者は考えます。

 

 

4.相談サービスの有料化は真の顧客本位になりうる

今回、マネーフォワードが始めたサービスは銀行も取りいれることができると思います。

例えば、相談員を指名制にした上で、相談料の数%をインセンティブとして従業員に還元することができれば、 自社商品の押し売りだけにとどまらない、本当の意味でのフュデューシャリーデューティーを実現できそうです。

 

ライザップで実証されたように、有料で受けられる相談やアドバイスを求めている層は市場に一定以上存在しています。

 

従って、『お金のライザップ』を始めたマネーフォワードは銀行にとって更なる脅威となっていくかもしれません。

 

以前書いた関連しそうな記事を貼っておきます。

 

 

urawanotami.hatenablog.com

 

 

本日はこれまで。