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徒然なるままに約1000文字…金融兵士→見習いコンサルの金融系戯言録

ひっそりと始まった銀行間送金アプリ~Money Tapとは~

こんにちは

 

浦和の民です。

 

世間はスルガ銀行の業務停止命令でにぎわっておりますが、そんな渦中、そのスルガ銀行も利用できる新しい送金サービスがローンチされました。

 

moneytap.jp

 

本日はこちらのサービスについて記載して行きたいと思います。

 

 

1.サービス内容は?

 

具体的なサービス内容をサイトから引用します。

因みに本ソリューションはRippleと繋がりが深いSBIが主体です

 

いつでも一瞬で送金→着金

送金は24時間365日いつでもリアルタイムに利用できます。相手口座へもその場で着金。(因みに無料)

 

送金はスマート・シンプル

アプリの起動時、送金時の認証は、指紋認証等で、シンプルな送金体験を実現しました。(なんか読点多い。。。)

 

電話番号、QRコードで送金

送金するのに相手の口座番号を知る必要はありません。QRコードや電話帳から送金相手を選ぶだけ。

 

要するに、P2Pに特化した送金ソリューションです。

 

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2、他の送金ソリューションと何が違うの?

 

ただ、今日P2Pの送金ソリューションは既に多くのサービスが提供されています。

スタートアップではKyash、Paymo、pring、大手でもLINEが国内では既にサービス提供済です。

 

彼らのソリューションと明確に違う点はRipple社の『xCurrent』が利用されている点があげられます。

 

『xCurrent』とは異なる銀行間の送金情報をリアルタイムに相互伝達を行うソフトウェアです。

 

詳細は割愛しますが、このソフトウェアによって、各金融機関の台帳はリアルタイムで更新されるため、通常全銀ネットが稼働している平日日中以外の時間帯、つまり24時間365日銀行口座を利用した送金が可能となります。

 

『xCurrent』について詳しく知りたい方は、外部の記事をご参照下さい。

ripple-tv.com

 

3.銀行が取り組む理由は?

 

銀行がこのような送金アプリを提供する理由は大きく二つあると考えます。

一つ目は、コストの削減です。

通常の送金手続では全銀ネットを電文が通過するたびに、銀行は手数料を支払っています。それがユーザーに対する振込手数料の正体でもあります。

このMoneyTapを利用することで銀行は全銀ネットを通過する電文量を減らすことが可能となるため、コスト削減が実現できます。

 

二つ目は、土管化の防止です。

先にあげた送金系スタートアップにより、銀行は決済分野において最後にお金を移動させるだけの土管インフラになりつつあります。そうなると、宝の山である個人の決済情報にリーチできず、まったく旨みがありません。

その状態に陥らないように、対抗策としてこのようなサービスを用意したことが想像できます。

 

 

ただし、土管化を防いだところで得られた情報を上手く活用していく仕組みを構築できなければ、結局個人にアパートローンでお金を供給することだけが得意な銀行になってしまう可能性もあります。

 

得られた情報から個人の生活を豊かにするサービスが生まれる事を期待しております。

 

本日はこれまで。