こんにちは。
浦和の民です。
本日は日経新聞に出ていた記事について書いていきたいと思います。
内容を抜粋すると以下の通りです。
・バブル期に大量採用した人達がいなくなるので、不要業務を見直します
・柱はRPA(と恐らくAI)を使って定型業務削減です
・店舗と本部の人員を見直し、営業現場に投入します
(それでも多いですが)
バズワード化するRPA・・・
この記事では最近金融業界でバズワード化しているRPAがやはり出てきました。。
FinTech、AI、ブロックチェーン等々に並ぶほど、旬な単語となりつつあります。
RPAを施策として簡単に打ち出せる理由としては、RPAの導入コストが安くどんな業務にも対応できる点が挙げられます。
・金融機関特有の大規模なレガシーシステムへの改修が不必要
・1ライセンスあたり約100万円~導入可能
・インストールされた端末の電源さえ入れておけば、夜中も休まず仕事をしてくれる従業員
上記のように考えれば、低収益にあえぐ金融機関はとりあえず導入してみようか・・・と考えれはずです。
筆者が思うRPAと金融事務
ただし、筆者としては銀行業務でRPAが適用可能な業務は限定的だと考えます。
大きな理由としては、万が一エラーが発生した場合、銀行のリスクが大きいためです。
銀行業務では決済や約定、手形交換等定型的な業務は山ほどあります。
ただし、そのどれもが間違えれば即銀行の損失に繋がる業務ばかりです。
そんな業務を誰の監視もなく、自動でできるのか?というと答えはNoです。
銀行という組織は責任の所在が曖昧になるような事だけは避けると考えます。
したがって、1年後くらいには
「なんとなく効果は出たけど、思ったほどではないなぁ。。。」
なんて言葉が聞こえてきそうな気がします。
追記:RPAについては後日なんとなくまとめました。よろしければご覧下さい。
そんなことより、完成したと言っているシステム統合のエラーが起きないように細心の注意を払った方がいいのではないかと思います。
本日はここまで。
よろしければご覧下さい。