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うらわの民の金融blog

徒然なるままに約1000文字…金融兵士→コンサル戦士による金融系戯言録

非エンジニアが応用情報技術者試験にいきなり合格した話

こんにちは

 

うらわの民です。

 

表題の件、1年に一つくらいは資格を取ろう、、、ということで今年は応用情報技術者に取り組みまして合格しました。

 

応用情報技術者試験の合格体験談的な話はいろんなところにありますが、一応備忘として残しておこうかと思います。

 

 

応用情報技術者試験の概要と取得動機

 

応用情報技術者試験はIPA(情報処理推進機構)が情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。

 

金融機関の皆様がよく聞くITパスポートがレベル1とすると、応用情報技術者試験はレベル3の試験に位置付けられています。

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(参考)IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:試験制度:試験区分一覧

 

応用情報技術者試験の対象者は?ということについて、以下にIPAのHPから引用します。

高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者

取得動機ですが、最終的には高度試験取得を目標に一旦体系的に情報システムについて学ぼう。ということが主なものです。

今日コンサルの仕事はDXやらサイバーリスクやらIT絡みの仕事ばかりの中、浅く関与してはいるものの、外形的に(主に転職時を意識)自分の知識スキルを証明する術が現時点ではないため、こういった資格を取るのも有効だと考えました。

 

また副次的なものとして、はるか昔取得を断念した中小企業診断士の経営情報システムが応用情報技術者試験合格によって免除になると聞いて、もし気の迷いで受けたくなった場合にもプラスになるかなと考えた次第です。

 

また、ITパスポートと基本情報をすっ飛ばした理由ですが、インターネット等を見て初学者でも受かった事例をちらほら見かけたので、時間を省略するためいきなり応用情報にチャレンジしました。

 

筆者の経歴と合格に必要だった時間

当方の経歴は以下の通りです。

・大学文系学部卒

・銀行に新卒で入社。支店で与信管理と飛び込み新規営業 (非IT)

・コンサル会社で3年程度リスク管理系のプロジェクト(含むサイバーセキュリティ態勢構築支援等※除く技術的対処)を担当

 

先に挙げた通り、近年IT系のプロジェクトまみれのコンサル業界では、大学や前職では全く触れてこなかったシステムリスクやサイバーリスクの案件に関わります。

そのため、サイバー攻撃の手法等は認識しているものの、アルゴリズムやネットワーク等テクノロジー全般に関する細かなところは全くの素人でした。

 

そんな経歴の人間が勉強ツールとして選んだのはStudyingでした。

studying.jp

 

基本的にはこれで講義受講と問題演習を行っていたので、勉強時間もとても正確に出ています。

3月20日に勉強を開始して10月10日試験日まで、約7か月間で70時間です。

途中もろもろ立て込んだ結果、7月から9月にかけてかなり勉強がはかどらなかったため、4か月もあれば、、、とは思います

 

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正直Studyingの講義は解説がざっくりしているため、教材・講義でわからないところは、Google等で検索して調べたりもしました。

 

当日の流れ

試験会場として住所と同じ都道府県で選んだら、かなりアクセスの悪い会場を指定されました。。。

 

試験は午前、午後に分かれています。午前(80問/150分)は思った以上に過去問と同じ問題が出たため、ノータイムで回答できるものもあり過去問演習を重点的にやることが近道だと感じました。

 

午後については、必須の情報セキュリティ以外、以下から4つを選択して150分で解答です。

経営戦略、プログラミング、システムアーキテクチャ、ネットワーク、データベース、組込みシステム開発、情報システム開発、プロジェクトマネジメントサービスマネジメントシステム監査

私は前述の通り、非エンジニアなので、戦略、マネジメント、監査といった管理系のテーマ(上記太字4つ)を選択しました。(というより他は全く対策していませんでしたので見てもいません。)

 

午前、午後とも時間をフルに使って解答。結果は2ヶ月後の12月17日です。

 

 

合格した人のイラスト(男子学生)

 

振返りと今後の展望

晴れて高度IT人材(?)の仲間入りができましたので、次は高度試験の情報処理安全確保支援士(SC)かシステム監査技術者(AU)のどちらかを受けたいと思います。

というのも、応用情報技術者試験合格後2年間は高度試験の一部試験が免除になるからです。

基本的には今の会社でプロジェクトを頑張りながらも、そこでの働きを証明する外形的なものとして資格取得を検討できればと思います。

 

長くなりましたが、本日はこれまで。

 

去年取得した資格についてはこちら。

 

www.urawanotami.com