LIFE LOG(浦和の民のblog)

うらわの民の金融blog

徒然なるままに約1000文字…金融兵士→コンサル戦士による金融系戯言録

会社を長く休むことの感想~男性の育児休業編~

こんにちは

 

うらわの民です。

本日は金融は関係ないのですが、表題の件について。

 

実は7か月ほど仕事を休みました。理由は育児休業です。

 

コンサル都市伝説としてよく流れる「プロジェクトの間に長期で休みを取る」を実体験してみた感想をつらつらと。

 

軽ーく読んでいただけますと幸いです。

 

 

 

1.仕事には普通に戻れる

 

育児に専念するため担当するPJすべてに一区切りつけて休みに入りました。(当たり前)

上司の理解がある職場のため社内調整はそこまで苦も無く、最も骨が折れたのは休みに入る前の社内外各所へのメールでしょうか。。。

数カ月の休業でたとえ評価が落ちたとしても「会社を変えればいいか」という考え方ができる業種なのも、長期取得の後押しになったと思います。

(おそらく前職の銀行に勤めていたらその考え方にはならなかったと思います。)

 

休業中ほとんど仕事のことを思い出すことはありませんでしたが、育児の傍ら本を読んだりすることはできましたので、inputの量は働いている時より増えた印象です。

 

休み明け、もしかしたら「仕事無くて暇かも…。」と考えたりもしましたが、がっつりアサインされたため、休みボケ等が発症するわけでもなく通常運行に戻っています。

 

育児で発生する想定外の事象に比べれば、仕事は起こりうることがある程度予想、コントロールできますので、今のところ仕事の方が楽かもしれません。

 

2.時間がかかる給付金と大きい社会保険料免除

 

噂には聞いていましたが、労働保険から支給される「育児休業給付金」の着金はとても時間がかかります。

私の場合は休業に入ってから2ヶ月半後だったのですが、その間インカムがゼロとなりますので、貯蓄がない世帯にとっては結構つらいだろうなと思ったのが率直な感想です。

(実務上2ヶ月で締めて会社が申請することとなっているため)

 

なお、有給休暇で調整し、月末に育休開始→最終月は2週間目以降育休終了、間にボーナス支給月を含むことで、かなり負担する社会保険料は削減できました。

額面の年収は減りましたが、育児休業給付金と社会保険料の免除の影響で手取りがそこまで減った感覚は無いです。

 

育児休暇・育児休業のイラスト(男性)

 

3.生産性への意識は変わる

 

最後に仕事に復帰してからの考え方の変化ですが、個人の生産性は上がっているように感じます。

そもそも育児というタスクが増えたため、時間を捻出する必要が出てきたこともあります。加えて、「休んでいたから貢献できない」と思われたくはないという考えも芽生えるため、休業前の同時間内でのアウトプット量、質と比較すると、復帰後の方がそれらは向上しているように感じます。

 

男性の育児休業はまだ取得率、取得期間とも低位で推移していますが、育児に参画すること以外にも、仕事への取り組み方にも良い効果を与えてくれますので、是非取得を奨励したいと思います。

 

本日はこれまで。