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浦和の民の金融blog

徒然なるままに約1000文字…金融兵士→見習いコンサルの金融系戯言録

PARCO上場廃止について思うこと~親子上場解消の余波~

こんにちは。

 

浦和の民です。

本日は表題の件。

 

www.parco.co.jp

 

12月26日の決算発表と同時に以下が発表されました

・J.フロントリテイリング社によるTOB

・パルコ社の期末配当及び株主優待制度の廃止

 

 

TOB価格は1,850円/株となる模様であるため、当方の取得単価895円/株に対して、リターンは206%と約2倍となり、無事イグジットとなりました。

 

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ただ少し、残念・・・。

 

ただ、配当約3%+株主優待カード5%引き+映画無料鑑賞券2枚となかなか当方の生活に貢献していただいていた銘柄であったため、名残惜しくはあります。

 

特に株主優待カードは優秀で、PARCO内に入居している事業者の株主優待を利用した上で、決済金額から5%引きとなるため優待利回りを考えれば、すでに元本分の大部分は割引で回収できていました。

 

渋谷PARCOがOPENし、パルコとしてはこれから企業価値の更なる向上が見込める銘柄であったため長期保有していく予定ではありましたが、泣く泣く手放さざるを得ません。。。

 

 

親子上場廃止の流れ

 

一方で、近年親子上場の廃止の流れが進んでいます。

 

J.フロントリテイリング(東証1部)がPARCO(東証1部)の株式を約65%を保有しており、もともと連結子会社でした。

 

今回のTOBで完全子会社化し、PARCO側は上場廃止となる見込みです。

 

www.nikkei.com

 

日経新聞でも取り上げられているようにそもそも親子上場においては、親会社の意向と一般投資家の意向が対立する等ガバナンス面に問題があると言われています。

 

また、子会社が親会社の財布として利用されることも度々指摘されています。

例えば、子会社株が安値圏にある場合にTOBを実施し、高値圏にある場合にIPOを実施する等をすることで、その差分を親会社の利益として計上する手法がメジャーです。

これをやられると特に高値圏時のIPOによって株価が下落しますので、既存株主の利益は毀損されることになります。

 

日本市場に対しても国内外投資家からのESG視点での企業評価が進展してきているため、長期的な企業の成長を考える上では歓迎すべきTOBだったのではないかなぁと感じます。

 

今回のリターンで得られた資金を元にまた、新しい銘柄を探して投資したいと考えていますので、来年度も市場環境的に良い環境となることを願って年末の挨拶に代えさせていただきたいと思います。

 

本年もお世話になりました。又来年もよろしくお願い致します。